犯罪から身を守る法則とは 人生最大の大失敗 泥酔強盗に合った教訓

かなり前になるが、会社の同僚との飲み会の帰り。

同期と別れ、一人で山の手線上野付近。

歩いていると、呼び込みに声を掛けられ、半ば強引に急な階段を上ってお店に入った。

左側にテーブル4つほど。

右側にカウンター。

店には客がいなかった。

そのあと、ほぼ記憶がなく家に着くと20万円ほど、口座から無くなっていた。

やられた。しかしその金は今も戻ってこない。

人生の基本

売りてから誘われるものは買ってはいけない。(知名度のない会社から)

電話も訪問も。

客が来ないから、店から来るのだ。

知名度がないとは、もう半世紀近く生きていて、一度も聞いたことがない会社名から商品は買わないことだ。

同期との差しでの飲み会の後、上野付近をふらふらしていた。

アメ横で安いものがないか興味本位で歩いてみた。

しかし、あとからの反省だが酔っているときに知らない町は歩かないことだ。

呼び込みの人に声を掛けられカラオケができるということで、半ば強引に店に入った。

前にも書いたが、急な階段を上ったことは覚えている。

店には客がいなかった。

左側に4つほどテーブルがあり、右側にカウンター。

そこに昔活躍したジャイアンツの駒田さんのような顔をしたマスターが微笑んでいた。

そこで、水割りを飲んだ。

カラオケを1,2曲歌った気がする。

席に戻ったころから記憶がない。

記憶が戻ったのは帰り道。

パチンコ屋の前で、酔っぱらいのおじさんに駅は、どっちか聞いた。指をさして教えてくれた。

同期と飲んだ1件目で忘れたか。

その店に戻るが、忘れ物はないという。

絶対絶命。

つかれてアスファルトに寝転んだ。

人はたくさんいても声をかけてくれる人はだれもいなかった。

冷たい世の中を思い知った。

仕事でも悩んでいた。

会社にも紛失の連絡をしないと。

同期に電話しようと携帯をポケットから取り出すと、携帯が壊されている。

電話もできない。俺は犯罪に合ったのだ。

家に公衆電話から電話。もう明るくなっていた。

すぐ帰って来いと妻が言う。

カバンをあきらめて帰ることにした。

家に着くと、年賀はがきから同期の連絡先を把握。

会社上司の電話番号をきいて上司に電話。

超、怒られた。会社でも全体会議になり、俺の名前を出さずにみんなが怒られた。

つらかった。

卵かけご飯を食べた。

涙が出るほどおいしかった。

警察にも連絡。

妻が、残高照会すると入金額全額がなくなっていた。

俺が出金していることが後からわかった。記憶にない。

どこまでついてないんだ。

後日、警察所に行った。

お金をおろした記憶はない。絶対おろしてない。

しかし、防犯カメラに俺がコンビニでおろしているという。

コンビニでお金をおろすことは普段していない。

信じられなかったので、ビデオを見せてくれと頼んだが、叶わなかった。

警察さえどちらの味方かわからなくなった。

絶対おろしていないといったのにカメラを調べてもらったところ俺が下ろしていたことで、警察への信用もなくなった。記憶にないのだ。

しかし、コンビニまで歩いていかなければ、出金できない。

カードは手元にある。

その金も財布にはない。

口座にボーナスに加え予備金が、かなり入っていたが、妻が数日前、貯金口座に偶然、移してくれていたため、少額の被害で済んだ。

数週間前だったら、もっとすごい被害にあったかと思うとぞっとした。

数日後、俺の親の携帯に知らない人か電話。

カバンを拾ったという。警察署に届けてくださったという。

当時、ガラケースマホ2愛持ちしていた。

カバンにガラケーが入っていた。

ガラケーの通話記録に俺の親の番号があったので電話してくれたのだ。

会社の書類は見つかった。